遠隔監視システム K@nciaR2
遠隔監視に必要な機能をパッケージに
「遠隔監視システムパッケージK@ncia!R2」は、大規模広域遠隔監視から工場内の設備監視まで、幅広くお使いいただけるシステムパッケージです。大量のデータを高速に、正確に監視します。
特 ⻑
大量のデータ収集
1ヵ所の監視対象地点から最大12万点もの信号が収集でき、監視できます。 また、監視対象地点は1システムあたり最大1000ヵ所まで同時にリアルタイムに監視ができます。 監視周期は200msで信号の急激な変化も見逃しません。
多彩な警報監視
アナログ上下限(HH/H/L/LL)、偏差、変化率、不変化警報、ON/OFF警報の監視を行い、警報発生時にはPC画面及びメールで通知します。 また、警報発生時点前後20秒間の信号変化を高速(200ms)に記録できます。 この記録により異常原因解析・診断を支援します。
高信頼性
現場側で収集データの一次バッファ機能を搭載し、万一の通信回線遮断時にもデータ欠落することがありません。バッファリングされたデータは通信回線復旧時に自動的にサーバへ送信されます。 各サイト・データセンター・監視センター間はIPsec技術によるVPN(仮想専用線)を使用し、データを暗号化することにより、データの安全性を高めています。
システム構成
仕 様
項目 | 仕様 | |
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データ収集周期 | 200ms | |
データ収集点数 | アナログ信号 | 500点~1500点(500点/1CPU、最大3CPU搭載可) |
デジタル信号 | 8000点~24000点(8000点/1CPU、最大3CPU搭載可) | |
合計管理点数 | アナログとデジタルの組合せによる合計点数 | |
入力データ種別 | 直接入力信号 | PLCに入力モジュール装着 (アナログ信号:8点/枚、デジタル信号:64点/枚) |
通信入力信号 | FL-netによる通信入力 | |
内部処理 | 瞬時、平均、最大、最小、パルス積算、演算、Hi/Loカット、折れ線近似値、測定値(工業量)変換、異常前後データ収集 | |
監視対象地点数 | 最大1000ヵ所(200ヵ所/サーバ1台あたり) | |
警報監視 | 上下限警報(HH,H,L,LL)、偏差警報、 ヒステリシス設定、変化率警報、 不変化警報、デジタル警報、警報マスク タイマ(アナログ/デジタル)、 警報種別設定、警報通知、警報通知メール、 警報履歴保存、警報通知一時停止、通信異常監視(Ping 監視)等 | |
データ保存 | ヒストリカルデータ (1分毎瞬時値) |
全ヵ所【1年分】をデータベースへ保存 |
警報履歴 | 全ヵ所【10000件分】をデータベースへ保存 | |
ヒストリカルデータ (1分毎瞬時値) |
データサーバのハードディスクの容量に応じて 可変/サイトに31日間分 |
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グラフィック画面 | 最大16画面/1サイトあたり | 全ヵ所【1年分】をデータベースへ保存 |
リアルタイムトレンド | 1画面あたり最大8ペン(点) /時間軸30分、表示枚数:制限なし |
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ヒストリカルトレンド | 1画面あたり最大8ペン(点) /時間軸最大8時間表示(表示日時指定可) |
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警報表示 | 警報発生時のポップアップ画面表示・ アラームサマリ(発生中警報表示) | |
帳票機能 | 帳票種別:運転日報、運転月報、運転年報 帳票機能:帳票一括出力、小数点以下桁数調整、 帳票締め時間定義、表示シート定義、自動印字 |
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保守機能 | システム保守機能 | システム構築はシステム保守機能により サイト追加が可能 |
システムメンテナンス機能 | 帳票修正機能、 ヒストリカルデータ修正機能、 各種設定のエクスポートインポート機能 | |
他の機能 | 時刻同期機能、バージョン同期機能、パスワード認証、 グループ設定、遠隔操作機能、携帯端末Web監視機能 |