鍵管理システム
重要な物品の管理と記録
RFIDで鍵などの重要な物品を点検・管理するシステムです。
員数点検業務の時間を飛躍的に短縮することができ、RFIDスキャン結果がもたらす客観的事実に基づいた点検実績を得ることができます。

システム概要
鍵管理システム(NIS:Number Inspection System)は鍵などの重要な物品をRFIDで管理するシステムです。 鍵の場合、鍵をアイテム、鍵箱をコンテナとし1:1の関係でRFIDを取り付け、コンテナを識別し、それに属するアイテムをスキャンします。 セキュリティ上重要な鍵の場合、員数点検は日々実施されることが一般的ですが、この点検に1時間程度必要だったものが、NISなら数十秒で終わり記録も自動で生成します。(UHFパッシブRFIDを使用しており、RFIDタグが理想的な状態で取り付けられている場合、100前後のアイテムを数秒で読み取ります)実際は鍵束のようにRFIDが金属に挟まれている場合も多く、この状態はRFIDをスマートにスキャンする場合に不都合ですが、ハンディリーダに未検知のアイテムとロケーションを表示させることができますので、未検知アイテムを狙 ったリトライが可能です。RFIDのスキャン結果がもたらす客観的な事実に基づいた点検実績を得ることができ、また、鍵の複製につながる恐れのある鍵のシリアルナンバーを取り扱うことから、高度なセキュリティ要件にも対応しています。
システム主要機能
- ハンディリーダセキュリティ(コンテナIDによる鍵マスタ暗号/復号化,内部データ自動消去,時限消去)
- 員数点検(コンテナ内のあるべきアイテム数をスキャンする機能)
- 棚卸点検(アイテムの管理番号とシリアル番号との対応を点検する機能)
- 探索機能(アイテムを指定し物品を探索する機能)
- 点検記録(点検結果、点検日時、点検者等からなる記録の生成)
- 個人認証(RFIDによる個人認証。システムへのスマートなログイン)
- マスター管理(個人認証(氏名:所属),鍵(鍵:鍵箱)等々をコンテナ単位で管理)
- 警報機能(未点検発生、員数点検結果NGによる警報の発報)
- 飛び地対応(別棟等飛び地用の操作端末機とハンディリーダを増設可能)
- 貸出管理機能追加可能(個人認証機能とアイテム識別機能を利用)